コレクト行政!連絡協議会とは?

 コレクト行政!連絡協議会の原点は、ドキュメンタリー映画監督・土屋トカチと、映画監督・高橋玄が、2015年12月にYouTubeに公開した動画『ウソつきと共犯者』です。この動画は、東京都町田市の小学校で発生した「いじめ隠ぺい」事件を、ボランティア活動として社会に告発する内容でした。

 当初、当該小学校や市議会議員、教育委員会の不誠実な対応で、四面楚歌に追い込まれた被害児童家族が、知人であった映画監督・高橋玄に相談したことから明らかにされたもので、被害児童(保護者)が町田市を相手に提訴。裁判は、町田市行政による隠ぺいが色濃い事件でしたが、裁判を重ねる中で、当初は頑なに「いじめ」の不在を主張していた町田市が段階的ではあるものの「いじめ」の事実を認めるなど一定の成果を上げ、2019年2月、被害児童の事実上の勝訴となりました。

 

 そして、この町田市告発の活動を知った川越市民が、後の弊会発起人となる土屋・高橋に「川越現職市長による官製犯罪」として情報提供されたことから本件の刑事告発へと至ったのです。

 現在、東京都豊洲市場の問題や、富山市議の政務調査費不正支出による12名もの辞職など、行政関連の腐敗、不正が連日に渡って報道されています。しかし、それらはメディアが取り上げる行政問題の氷山の一角であり、すべてが全国的なニュースとなるものではないでしょう。

 そこで私たちは、いわば「大ごとになっていない」各自治体の行政問題、官製犯罪を、国民目線から恒常的に追及するための情報提供サイトとして、弊会・コレクト行政!連絡協議会を発足させました。

 コレクト(correct)とは、「正しい、誤りがない、訂正する」といった意味の英語です。コレクト行政!とは、「誤りがない行政を!」という民意を込めて命名されました。

 行政悪への言及活動という性質上、利権がからむ当該地での孤立や反発を避けたい匿名の内部告発者や情報提供者も少なくありません。実名で告発行動をすることが、社会生活上の支障をきたす場合もあります。

 弊会立ち上げの端緒となった、川越市長刑事告発についても、仮に川越市議会が厳しく市長を追及するなどの自治体内部での民主政治が健全かつ公正に機能していれば、市外の有権者である私たちが弊会を組成することもなかったかもしれません。そこには「地元だからこそ言えない」という、ある種の社会的弱者の事情が窺えるのです。また、行政犯罪を慣例化させる「権力者」は、主権者たる市民を「なにも言えまい、なにもできまい」と、傲慢な態度を改めません。 

 こうした当該地の、手段を持てない社会的弱者による証言、告発を事案に応じて社会に開示し、それによって行政犯罪を広く国民が共有することで、公職者の健全化を図る一助になるかもしれないとの想いが弊会のポリシーです。

 

 ※ 2020年から設置事務所と会則による任意団体の形式を廃止し、オンライン上の情報発信およびアーカイブのプラットホームとして断続

   的な言論活動を行っております。